【2024/25シーズン】スキー&スノボのレンタル最新事情と「ハンターマウンテン塩原」のレンタル最新情報

スキー&スノーボードに行くとなって、最初に悩むのは、ギア・ウェアをレンタルするか? それとも購入するか? かと思います。レンタル・購入には一長一短がありますので、しっかりと検討しましょう。

購入のメリットは、自分のギア・ウェアを手に入れることで上達志向が強まったり、自分に最適なギアが使えたり。デメリットは購入費用がかかったり、荷物になったり。

一方のレンタルのメリットは、スキー場までのアクセスが手ぶらで楽ちんだったり、子供なら常に自分に最適なサイズのものが借りられたり。一方のデメリットは滑りに行く回数によっては購入よりもお金がかかってしまうことでしょうか。

レンタルというと「安かろう・悪かろう」のイメージを持っている方も多いとは思いますが、最近のスキー場はレンタルショップを重要視し、毎年、最新のギア・ウェアを入荷しているところも増加傾向にあります。

今回は、そんなレンタルギア・ウェアの最新事情と「ハンターマウンテン塩原」(栃木 那須塩原市)のレンタル新情報をご紹介。レンタルの優れた点を理解していただいたうえで、レンタルにするのか、購入にするのか、判断してみてはいかがでしょうか?

スキー&スノーボードのレンタル最新事情

スキー&スノーボードに必要不可欠なウェア・ギア・小物

スキーやスノーボードの滑走には欠かせないウェア・ギア・小物類。選択するうえで重要なポイントなどもあわせてご紹介していきます。

スキー&スノーボードウェア

雪の上で遊ぶレジャー、スキー&スノーボードは専用ウェアの着用が欠かせません。雪上ですから防水機能(耐水性)は必須ですし、寒さをしのぐ防寒性も重要です。

さらに、スキー&スノーボードは想像以上に身体が熱くなり蒸れやすいので、ウェアのなかの汗を外に排出するよう、透過性にも注目したいところ。そんな特徴を備えて生まれたのが、スキー&スノーボードウェアというわけです。

もちろん、機能性だけでなく、ファッション性にもこだわりたいですよね。最近は「ハンターマウンテン塩原」のように、自分で好きなデザインのウェアを選べるレンタルショップも増えてきたので、好みの1着を見つけましょう。

なお、スキーウェアのなかに着用するインナー(肌着)はご自分でご用意を。保温機能もさることながら、身体が熱くなり汗をかくスポーツですので、発汗性にも意識しましょう。子供は肌着の着替えを用意するのもおすすめです。

スキー&スノーボード板

スキー板やスノーボード板には様々な種類があり、滑走のスタイルやレベルによって選ぶのが基本です。また、体型によっても選ぶべき長さが変わってきます。

レンタルショップにはオールラウンドに使えるタイプが揃っているので、まずは、レンタルを上手に使って自分の滑りを磨きましょう。

上達してきたら、自分のギアを購入するのもおすすめですし、上級者向けのエキスパートレンタルを活用するのもいいですね。

なお、スキー板やスノーボード板にはブーツを固定するためのビンディングがセットされています。

スノーボードならスタンス(レギュラーorグーフィー)などで取り付ける角度の調整、スキーなら転倒時のケガ予防のための開放値の調整と、ともに設定が必要ですが、レンタルショップではしっかり調整してくれるので、安心して滑走することができます。

スキー&スノーボードブーツ

スキー&スノーボード板以上に、滑走に大きな影響を与えるのがスキー&スノーボードブーツだといわれています。

スキーブーツはリアエントリータイプとフロントバックルタイプに大別されます。初心者、なかでもキッズは着脱のしやすいリアエントリータイプがおすすめです。

一方のスノーボードブーツはスキーブーツのようなハードシェルではないため、かかとが浮いたりしないフィッティング性能が要求されます。が、じつは、運動靴のように紐できつく締めるのは初心者には至難の業。そんな悩みを解消してくれたのが「BOA」というNEWシステムです。

ダイヤルを回せばブーツを簡単に締められるから、子供でもしっかりとブーツをフィッティングさせることが可能。これだけで、間違いなく上達は早まりますよ。

スキーストック

スキーストックといえば、スキー滑走中のバランスを保ったり、スムーズなターンの切り替えに使用したり、平らなコースを進む際、漕ぐように使ったりします。スノーボードでは使わない、スキー特有のギアです。

ストックの長さは身長で決まります。一般的に、ストックを握ったときに肘が90度になる長さがぴったりといわれています。

ニット帽・ヘルメット

ゲレンデで多くの方が着用するニット帽は寒さ対策にはマストアイテムです。ニット帽で耳まで隠せば、少々の寒さもへっちゃら。雪が降っていても、頭部に着いた雪を簡単に払い落とすことができます。

また、スキー&スノーボードには転倒がつきもの。ハンターマウンテン塩原をはじめとする東急スノーリゾートでは、滑走時はヘルメットの着用を推奨しています。

ヘルメットはファッション性の高いものが続々と誕生していますが、ニット帽よりも安全なのはもちろん、高い防寒機能も備えているので、初心者やキッズはもちろん、より高度な滑りを目指す中・上級者の方にもおすすめですよ。

ゴーグル

紫外線がもっとも多いのは、夏。冬場はその7割程度といわれてはいますが、じつは、雪面は照り返しがとても強く、その反射率はなんと約80%!

芝生で1~2%、コンクリートで5~6%、水面で10~20%といわれているので、その紫外線量はわたしたちの目にとって、恐怖以外のなにものでもありませんよね。

そこで重要になってくるのが、ゴーグルやサングラス。ですが、アグレッシブに動き、かつ、思わぬ転倒をする可能性が高いスキー&スノーボードの場合は、安全面を考慮して、ゴーグルを着用しましょう。

グローブ

安全面からも防寒対策としてもグローブ(手袋)はとても重要です。スキー板やスノーボード板を運ぶ際にもグローブをしっかり着用して、エッジで手を切ることのないようケアしたいところ。

なお、雪遊びをするキッズや転倒が多く雪面に手をつく頻度が多い初心者は、防水性の高い高価なグローブを購入するのもいいですが、いっそ、替えのグローブを用意しておくのもおすすめです。

その他の小物類

そのほか、あれば便利なグッズとしては、ネックウォーマーやリフト券ホルダー、小銭入れ。さらには、スキー場の紫外線の強さを考えれば、日焼け止めも用意しておきたいところ。

スキー場売店には、様々な商品が販売されているので、チェックしてみてください。

スキー&スノーボード関連グッズのレンタル方法

スキー&スノーボード関連グッズについて執筆してきましたが、ここからはレンタルの方法についてご紹介していきます。

レンタル方法としては、おもに、下記の3つのパターンがあります。

(1)スキー場で借りる
(2)ツアー申込の際に一緒に依頼する
(3)レンタル店で借りる

それぞれを順番に紹介していきますね。

(1)スキー場で借りる

もっとも利用者が多いレンタル方法がこちら。スキー場直営レンタルショップで借りる方法です。

最近のスキー場直営レンタルショップは最新のギア・ウェアを取り揃えていることが多いので、おすすめ。また、ブーツのサイズが小さいとか、ちょっとした不具合があった際もすぐに替えてもらえるので安心です。

なお、「ハンターマウンテン塩原」のように、WEBで事前申込から決済までできるスキー場も増加傾向にあります。とくに週末、レンタルショップは混雑しがちですが、事前決済をしておけば、ストレスなくレンタルすることが可能ですよ。

(2)ツアー申込の際に一緒に依頼する

リフト券や宿泊費に行き・帰りの交通費などがセットになったスキー&スノーボードツアーでレンタルを申し込む方法もあります。

「ハンターマウンテン塩原」へのツアーの場合、スキー場直営レンタルショップを利用するため、ギアもウェアも比較的新しいものが借りられますし、なにかの不具合にもすぐ対応してもらえるので安心です。

(3)レンタル店で借りる

最近はインターネットを利用したレンタル専用のショップも増えてきました。送料を負担すれば、自宅に届けてくれる宅配サービスですが、スキー場まで持っていく手間は生まれるため、電車でのアクセスや余裕のある大きめの車がない場合はおすすめできません。

一方で、シーズンレンタルは複数回滑りに行く人向け。多く滑りに行けば行くほど、お得なので、購入するかシーズンレンタルかで検討するのもいいでしょう。

主なスキー場のレンタル料金

参考までに、国内の主要スキー場のスキー3点セットやスノーボード2点セット、ウェアのレンタル料金をご紹介します(2024/25シーズン情報)。

・たんばらスキーパーク(群馬県)

スキー3点セット(1日):大人5,500円/子供3,500円
スノーボード2点セット(1日):大人5,500円/子供3,500円
ウェア(1日):大人4,500円/子供2,800円

・富士見パノラマリゾート(長野県)

スキー3点セット(1日):大人5,200円/子供3,200円
スノーボード2点セット(1日):大人5,200円/子供3,200円
ウェア(1日):大人4,600円/子供3,000円

・タングラムスキーサーカス(長野県)

スキー3点セット(1日):大人5,500円/子供4,500円
スノーボード2点セット(1日):大人5,500円/子供4,500円
ウェア(1日):大人4,000円/子供3,500円

・ガーラ湯沢スキー場(新潟県)

スキー3点セット(1日):大人6,500円/子供3,500円
スノーボード2点セット(1日):大人6,500円/子供3,500円
ウェア(1日):大人5,500円/子供3,000円

・上越国際スキー場(新潟県)

スキー3点セット(1日):大人6,000円/子供3,500円
スノーボード2点セット(1日):大人5,500円/子供3,500円
ウェア(1日):大人4,000円/子供3,000円

・苗場スキー場(新潟県)

スキー3点セット(1日):大人6,000円/子供5,000円
スノーボード2点セット(1日):大人6,000円/子供5,000円
ウェア(1日):大人4,500円/子供3,500円

「ハンターマウンテン塩原」のレンタル最新情報


首都圏から車で約2時間半! 電車でもJR東北新幹線 那須塩原駅から無料送迎バスがありアクセス良好な「ハンターマウンテン塩原」(栃木 那須塩原市)。初心者やファミリーにも人気のスキー場だけあって、レンタルの充実度はハンパありません。

そんなハンターマウンテン塩原の2024/25シーズン最大のトピックスといえば、話題のスノーボードビンディングシステム、BURTON「STEP ON」のレンタル開始でしょう。

ここからは、BURTON「STEP ON」情報に加え、レンタルの特徴や手順、さらには、料金などをご紹介していきます。

「ハンターマウンテン塩原」レンタル料金表

ハンターマウンテン塩原のレンタル2024/25シーズン料金は下記の通りです。

スキー3点セット(1日)
大人5,500円/子供3,800円

スノーボード2点セット(1日)
大人5,500円/子供3,800円

ウェア(1日)
大人5,000円/子供2,700円

「ハンターマウンテン塩原」のレンタルの特徴

ハンターマウンテン塩原のレンタル用品ラインナップについて、特徴的なポイントをご紹介します。

機能性とファッション性を兼ね備えたウェア群

スキー&スノーボードウェアに求められる機能として、防寒性や耐水性、透過性についてご紹介しましたが、ハンターマウンテン塩原のレンタルはそんな機能性に加え、ファッション性をも兼ね備えた商品群となっています。

ラインナップは上下800着以上。そんななかから、自分で好きなウェアを選べるのもうれしいポイントです。

スキー板はHEADのオールラウンド最新モデル

スキー板のブランドは「HEAD(ヘッド)」で、オールラウンドの最新モデルをご用意。もちろん、すべてカービングスキーで、かつ、初心者でも乗りやすい機種をラインナップしております。

サイズは大人が170cmまで、子供が67cmから。67cmという短いサイズのスキーがあるのはかなり希少。スキーブーツも15.5cmから用意があるので、小さな子もジャストサイズのレンタルが可能です。

話題のBURTON「STEP ON🄬」ビンディングも

スノーボード板のレンタルは人気の「BURTON」をご用意。逆エッジ転倒が起こりにくい最新モデルだから、安心して楽しむことができると好評を博しています。

サイズは大人が160cmまで、子供が90cmからです。

そして、話題のBURTON「STEP ON」導入も見逃せません。着脱が一発でできる画期的なシステムで、レベルを問わず、スムーズな着脱ができると人気のアイテム。要注目です。

女性やお子様にも安心の品揃え

女性やファミリーも多いハンターマウンテン塩原では、機能性だけでなく、ファッション性を兼ね備えたスノーウェアや、子供レンタルのサイズも豊富に取り揃えております。

安心して、手ぶらでスキー場までお越しください。

「ハンターマウンテン塩原」のレンタル手順

ハンターマウンテン塩原のレンタルの流れを紹介します。滑走当日、スムーズにレンタルして、滑走時間をなるべく長く取れるよう、事前に流れを把握しておきましょう。

事前に準備しておきたいこと

スキー&スノーボードギアをレンタルするには、借りる人の身長や足のサイズなどの情報が必要です。

■スキーギアのレンタルに必要な情報:身長・体重・足のサイズ
■スノーボードギアのレンタルに必要な情報:身長・足のサイズ・スタンス(レギュラーorグーフィー)

スキーの場合、ビンディングの解放値の調整で体重や滑走レベルの情報が必要となります。

一方、スノーボードは滑る方向に対して、左足を前にして滑るか(レギュラー)、右足を前にして滑るか(グーフィー)でビンディングの取り付け向きが変わります。わからなければ、レンタルスタッフにご相談ください。

レンタルショップでスムーズに借りるためにも、これらの情報は事前に把握しておくようにしましょう。自分の情報はわかっても、子供の情報がわからないという方が多いので、パパ・ママは注意が必要です。

WEB事前決済がおすすめ!

ハンターマウンテン塩原ではレンタルのWEB事前決済もできます。滑りに行く日が決まったら、公式ホームページでWEB事前決済をすれば、混雑を避けてスムーズにレンタルすることも可能です。

スキー場到着後のレンタルの流れ

(1)まずはレンタルショップへ

ハンターマウンテン塩原に到着したら、エントランスモール奥のグランドセントラルステーション(レンタルショップ)にお越しください。

(2)レンタル専用受付で簡単入力

レンタル専用受付で、レンタルWEB事前決済をされたお客様はメールに届いているQRコードをスキャン。事前予約をされていない場合は、専用の端末で必要事項を入力していただきます。

(3)レンタル料金をお支払い

レンタルWEB申込時にお支払い方法を「現地決済」にされたお客様、および、事前申込をされていないお客様は、現金・QRコード決済・電子マネー・交通系IC・クレジットカード等でお支払いください。

なお、レンタルWEB申込でお支払い方法を「クレジットカード決済」にされたお客様は現地でのお支払いは不要です。

(4)スキー&スノーボードブーツを試履

スタッフが選んでくれたブーツを試履します。つま先があたる、甲の部分がきついなど、違和感がある場合は遠慮なくスタッフに相談してみましょう。

なお、大人のスキーレンタルで履きやすいリアエントリータイプのブーツを希望される場合はスタッフにお伝えください。

(5)スキー&スノーボード板を受け取る

ブーツが決まったら、次にスキー&スノーボード板を借ります。スキーの場合、ビンディング調整にスキーブーツが必要なので、借りたブーツの片足をスタッフに渡します。

スノーボードはビンディングの調整にブーツは不要なので、スタンスが「グーフィー」の場合は申告してください(スタンスがわからない人はスタッフに相談してください)。

板を受け取ったら、ギアのレンタルは完了です!

(6)スキーストックを自分で選ぶ!

スキーレンタルはストック(ポール)までがセットになっています。レンタルショップ出口付近にサイズごとに並べてありますので、ご自分で好みのサイズを選びましょう。

ちなみに、ストックの長さは、一般的にストックを地面にまっすぐ突いて、ストックのグリップを握ったときに肘の角度が90度になる長さが基準とされていますが、もう少し長く、もう少し短くと好みで選んでも大丈夫です。

こちらで、スキーもギアのレンタルは完了となります。

(7)レンタルウェアを選んで着替える

ウェアのレンタルはギアのレンタルを借りる場合はいちばん最後になります。600着以上あるレンタルウェアのなかから、自分に合ったサイズでお気に入りをピックアップ。選んだあとは更衣室で着替えて、さぁ、ゲレンデへ。

(8)滑り終わったあとは

たっぷり滑ったあとは、指定された返却時間までにレンタルショップへ借りたスキー&スノーボード板やウェアをご返却ください。

とってもお得なWEB前売券販売中!

リフト券は「ハンターマウンテン塩原」公式ホームページで事前購入が断然おすすめ! 事前にWEBで購入しておけば、当日は自動発券機でリフト券をゲット。リフト券売場に並ぶことがないから、時間を有意義に使うことができます。

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