いま、スキー場は日本全国に400以上あるといわれています。それぞれに特徴があり、じつは、子連れには向かないスキー場もいっぱいあるのです。
そこで、今回は、子連れスキーヤー&スノーボーダーに人気の「ハンターマウンテン塩原」(栃木 那須塩原市)の魅力をご紹介します。
取り上げる魅力は7つ。子供の年齢や滑走スキルを問わず、どんな子連れ層にもマッチする「ハンターマウンテン塩原」の魅力とは? ぜひ、ご一読ください。
子連れに絶対の人気!「ハンターマウンテン塩原」7つの魅力を徹底解説
ファミリースキー&スノーボードの成功はスキー場選びにかかっていると言っても過言ではありません。そう、スキー場はどこでも一緒ではないのです。
パパ・ママのスキー&スノーボード歴や子供の年齢、子供の滑走スキル、さらには、スキー場でどんな遊びをしたいか、スクール受講を考えているかなどなど、様々な要素で、選ぶべきスキー場は変わります。もちろん、家からのアクセスも重要な要素ですよね。
今回、ご紹介する「ハンターマウンテン塩原」は、どんな子連れ親子でも、最大公約数的にカバーする魅力がいっぱいのスキー場です。それではさっそく、7つのポイントに絞って、その魅力をご紹介していきましょう。
【魅力①】アクティビティも充実! 関東最大級のキッズパーク
ハンターマウンテン塩原は全12コース、最長滑走距離3,000mという関東最大級のスケールを誇るスキー場です。さらに、子連れにはマストアイテムといえる「キッズパーク」も関東圏のスキー場でトップクラスの規模を誇ります。
お客様の動線で考えると、エントランスモールやセンターハウスを越えた奥にあり、かつ、建物や林に覆われた場所にあるため、そのスケール感はキッズパークに入らないとわかりませんが、俯瞰するとこんな感じです。
まず、チルドレンズハウスで受付を済ませて、キッズパークのエリア内に入ると、プラスチック製の滑り台などの遊具がずらり。小さな子はそれを見たら、一目散に駆け出して遊び始めること必至です。
そのほかにも、ハンターマウンテン塩原の人気キャラクター「ハンタマくん」のふわふわスライダー遊具があったり、広大な敷地で安全に雪遊びが楽しめたり。幼児から遊べるキッズパークなんです。
この一角だけでも十分楽しめるのですが、階段を上がったさらに奥には、スノーエスカレーター完備のそり専用ゲレンデが広がります。最新鋭のハンドル付きそりがずらりと並ぶ姿には、子供だけでなく、パパ・ママも童心に帰って高揚しちゃうはず。
そして、見逃せないのが最奥にあるチュービングコース。そりゲレンデにチュービングが置いてあるキッズパークは多いですが、ここ、ハンターマウンテン塩原では造成されたスリリングなコース設計が人気。朝・夕の少し雪面が締まった状態で滑走したら、パパ・ママも絶叫すること間違いなしですよ。
[キッズパーク]
営業期間:2024年12月14日~2025年3月23日
営業時間:9:00~16:00(最終入園15:30)
料 金:大人・子供共通1,500円 ※14:00以降の入場は大人・子供共通1,000円 ※2歳以下無料 ※当日のリフト4時間券提示で1,300円(未就学児・各種無料券を除く)
【魅力②】ゲレンデデビューなら無料の「ハンタマ広場」へ
ハンターマウンテン塩原のすごいところは、ステップアップの流れがわかりやすいところです。はじめて子連れでスキー場に来たなら、まずは雪遊びから。それが「キッズパーク」。
そして次のステップが、ふたつ目の魅力としてご紹介する「ハンタマ広場」。ここで、スキー&スノーボードの基礎を学んだら、ついにゲレンデへ。滑走コースも初心者向けから順に初級・中級・上級とわかりやすいので、レベルアップに最適なんです。
ということで、キッズパークで雪に慣れたら、「ハンタマ広場」でスキー&スノーボードの基礎を学びましょう。場所は第1クワッドリフト沿いを少しのぼったところにあります。
ネットで仕切られたエリアだから、安全に練習できる点も◎。スキーヤー&スノーボーダーが猛スピードで突っ込んでくる心配がないので、安心してレッスンに集中できますよ。
また、プラスチック製スキーでの滑走もOK。ただし、プラスチック製スキーはエッジがついていなかったり、板が柔らかすぎたりと、本当の意味での練習には向きません。
いち早い上達を目指すなら、ブーツサイズ15.5cm(スノーボードは16.5cm)からラインナップのあるハンターマウンテン塩原のレンタルショップでしっかりしたスキー板をレンタルすることをおすすめします。
[ハンタマ広場]
営業期間:2024年12月22日~2025年3月31日の土日祝・年末年始(2024年12月28日~2025年1月5日)
営業時間:10:00~15:00
料 金:無料
【魅力③】スキーもスノボも3歳からスクール受講OKは自信の表れ!
子供に勉強を教えるとき、どうしても声を荒げてしまう…。そんな経験のあるパパ・ママは多いのではないでしょうか? 子供だけでなく、怒るほうもストレスが溜まりますよね。
スキー&スノーボードも一緒です。しかも、滑れることと教えることはまったく別物、と考えたほうがよいでしょう。“餅は餅屋”、やはり教えることに長けたスクールに子供を預けるのがベストです。
ただし、ここでひとつだけ、気を付けていただきたいことがあります。じつは、スキー&スノーボードスクールのインストラクター全員が、キッズレッスンに長けているという保証はまったくありません。
子供を教えるインストラクターにとって重要なのは、保育士的なセンス。子供と接する際の言葉づかいや立ち居振る舞いのひとつひとつがとても大切で、それによって、子供がスキー&スノーボードをどれだけ好きになるかの分かれ道にすらなるのです。
でも、インストラクターひとりひとりの情報が事前にわかるスクールなんてありません。そこで、ポイントとなるのは“子供が多いスキー場”のスクールです。
子供と触れ合うセンスを磨くには、キッズレッスン経験の数がポイント。つまり、子供の多いスキー場のスクールは子供を教える回数も多く、保育士的なセンスを有するインストラクターが多いのです。
前段が長くなりましたが、ハンターマウンテン塩原には「SAJ公認ハンターマウンテン塩原・スキースクール」と「JSBA公認ハンターマウンテン塩原・スノーボードスクール」があり、ともに4歳から受講可能。
幼児から受け入れ可能なのは、ファミリースキーヤー&スノーボーダーの多いハンターマウンテン塩原ならでは、それぞれのインストラクターの経験値の高さゆえなのです。
SAJ公認ハンターマウンテン塩原・スキースクール
まず大きく、4歳~未就学児対象の「キッズクラス」と小学生対象の「ジュニアクラス」に分かれます。そこから滑走スキルでさらに細分化。
キッズクラスは、初体験や経験があっても止まることができないA、ハの字で滑って止まることができるB、ハの字で左右に曲がれるC、ゆるい斜面で連続ターンができるDの4クラス。一方のジュニアクラスも全部で6クラスに分かれてのレッスンとなります。
子供の受講人数が多いからこそできる細分化であり、年齢やレベルが同じならスムーズな成長が望めますし、安心できます。
[SAJ公認ハンターマウンテン塩原・スキースクール]
対 象:4歳以上
料 金:(キッズ&ジュニア)120分6,000円/120分9,500円
※レッスン中はすべてのリフト乗車が無料
JSBA公認ハンターマウンテン塩原・スノーボードスクール
「キッズレッスン」は4歳~未就学児対象。「ジュニアレッスン」は小学生が対象です。クラスはそれぞれ、初心者~初級者の「チャレンジA」、初級者の「チャレンジB」、中級者の「チャレンジC」、上級者の「チャレンジD」と滑走レベルに応じて細分化されています。
特徴的なのは、BURTONのハンドルバー(スノーボードに手すりのようなバーを付属)をキッズレッスンに導入している点。遊び感覚で雪の上を滑るスキルを身につけられると評判です。
[JSBA公認ハンターマウンテン塩原・スノーボードスクール]
対 象:4歳以上
料 金:(キッズ)90分6,500円~ (ジュニア)90分6,000円~
※レッスン中はすべてのリフト乗車が無料
【魅力④】関東最大級のゲレンデは初心者から上級者まで大満足!
首都圏から約2時間半という好アクセスにもかかわらず、全12コース、最長滑走距離は3,000mという関東最大級のビッグスケールを誇るのが「ハンターマウンテン塩原」です。
もちろん、大きいだけでなく、レベルは初級30%・中級40%・上級30%と、バランスの取れたコースレイアウトも魅力的。ゴンドラ1基にクワッドリフト2基、ペアリフト3基で輸送力も万全です。
そして、スキーヤー&スノーボーダーにとって最大の魅力が、雪山の環境の素晴らしさ。標高が高く、ベースで1,138m、山頂に至っては1,638mもあります。さらに、最新鋭の人工降雪機完備で、安定した積雪と常に良好なバーンコンディションを維持している点も、暖冬少雪の昨今では見逃せないポイントといえるでしょう。
ちなみに、初心者キッズにおすすめは第1クワッドリフトで回せる「セサミ・ストリート」から「ブロードウェイ下部」へと抜けるコース。セサミ・ストリートは平均斜度5度、一方のブロードウェイは最大幅100mというワイドバーンで、とにかく恐怖心から解放してくれます。
少し滑れるようになった初・中級者は、ハンタークワッドリフトを利用して「ウェストサイド・ストリート」からセサミ・ストリート→ブロードウェイ下部へ。全長2,000mのロング滑走が可能です。
上級キッズ&ファミリーは山頂エリアから展開される3つの上級コース「ウォールストリート」「マディソン・アベニュー」「エフ・ディー・アール」にぜひともチャレンジしてください。きれいに圧雪されたバーンで爽快なクルージングが堪能できますよ。
【魅力⑤】レンタルアイテムは超充実! BURTON「STEP ON」が今季新登場
子供用のギアやウェアはご購入するより、ハンターマウンテン塩原のレンタルをご利用いただくのがとにかく快適です。安全性を高めるヘルメットのレンタルも子供用をしっかりご用意しています。
事前にホームページからレンタルの申し込みや支払いまでお済ませいただける点も◎。レンタル棟に着いたらQRコードを専用の端末にかざすだけで手続き完了。以後の流れもとてもスムーズです。
なお、滑走時に必要なゴーグルやグローブ(手袋)、ニット帽など、小物類のレンタルはありません。あらかじめご持参いただくか、忘れた場合はエントランスモール内にある売店でご購入ください。
なお、ハンターマウンテン塩原では2024/25シーズンより、話題のスノーボードビンディングシステム、BURTON「STEP ON」のレンタルをスタートします。
「STEP ON」とは着脱が一発でできる画期的なシステム。レベルを問わず、スムーズな着脱ができると人気のアイテムなので、要注目です。残念ながら、大人のみの展開となりますが、気になるパパ・ママは、その滑走感をぜひ試してみてください。
「ハンターマウンテン塩原」子供用レンタル料金表
ハンターマウンテン塩原のレンタル2024/25シーズン料金は下記の通りです。
スキー3点セット(1日)
子供3,800円
スノーボード2点セット(1日)
子供3,800円
ウェア(1日)
子供2,700円
【魅力⑥】レストランのラインナップはショッピングモール並み!
ゲレンデベースにはセンターハウス内に、メインレストランの「ビッグアップル」と「ワールド・デリ」、石窯ピザの「ウォーヴォ・メタメタ」があります。さらに、ファストフード「モスバーガー」、トルコ料理ドネルケバブの「ケバブキッチン」もあり、とても便利です。
また、ゲレンデ中腹にはログハウス風の「マディソン」、りんどう湖ファミリー牧場のオリジナルメニューが食べられる「ジャージーズキッチン」と、レストランはとにかく多彩。その充実度は、ショッピングモール並みです。
スイーツ系も、定番クレープの「マリオンクレープ」と「サーティワンアイスクリーム」の店舗が入っており、選べる楽しさがあります。
どこにしようか迷うこと必至なので、公式サイトなどで情報をご確認のうえ、事前にある程度、目星をつけておくことをおすすめします。
【ポイント⑦】雪道運転が心配なパパ・ママはパーク&ライドがおすすめ
ハンターマウンテン塩原があるは降雪の多いエリアではありませんが、スキー場に行く際には標高1,100mまであがるので、それなりにタイト。山道は慎重に運転してください。
もし、雪道運転に自信がない場合は、パーク&ライドがおすすめです。JR東北新幹線 那須塩原駅からハンターマウンテン塩原まで、無料のシャトルバスが出ており、このバスが途中、那須ガーデンアウトレットに立ち寄るのです。
アウトレットの駐車場(ハンターマウンテン塩原と提携)に車を停めて、そこから、バスで楽々移動。これなら、雪道運転のストレスは一切なし。しかも、スキー場の駐車場料金も不要! 雪道運転が心配なパパ・ママには絶対おすすめですよ。
今回は、ハンターマウンテン塩原の7つの魅力をご紹介しました。パパ・ママ、子供目線の魅力を感じていただけたでしょうか?
この冬は、ぜひ「ハンターマウンテン塩原」に子連れスキー&スノーボードにおでかけください。
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リフト券は「ハンターマウンテン塩原」公式ホームページで事前購入が断然おすすめ! 事前にWEBで購入しておけば、当日は自動発券機でリフト券をゲット。リフト券売場に並ぶことがないから、時間を有意義に使うことができます。
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